ターミネータ10plus データ完全抹消BIOS/UEFI版の製品仕様
対応機種
- PC/AT互換機
※NEC PC-98シリーズでは使用できません。
※BIOS及びUEFIがハードディスクの容量を正しく認識していない場合には、正常に動作しないことがあります。
システム必要条件
●CDまたはUSBメモリからブートさせる場合
- OS:不要
- CPU:300MHz以上のIntelまたは互換CPU
- メモリ:
[DOS版プログラム] 2MB以上のRAM
[Windows PE版プログラム] 512MB以上のRAM
[独自OS版プログラム(UEFIモデル用)] 256MB以上のRAM
- ディスプレイ:256色以上VGA解像度
- ドライブ:2倍速以上のCD-ROMドライブ(CDからブートさせる場合)
※ダウンロード購入の方で、起動用CDを作成する場合は、未使用のCD-Rメディア・書き込み可能なCD-Rドライブ・CDライティングソフトを予めご用意ください。
- メディア:初期化可能な4GB以上のUSBメモリ(USBメモリからブートさせる場合)
※起動用USBメモリは、Webサイトからツールをダウンロードして作成する必要があります。その場合はインターネットの接続が必要となります。
※起動用USBメモリを作成するには、2GB以上32GB以下のUSBメモリを予めご用意ください。なお、USBメモリ内のデータは全て消去されますのでご注意ください。
※ご用意いただくUSBメモリが16GBを超えるとHDDとみなされ認識しない場合があります。
●インストールして使用する場合(本ソフトのCDまたはUSBメモリが必要です。)
- OS:Windows XP/Vista/7/8(8.1)/10/11/Server 2003/Server 2008/Server 2012
- CPU:上記のOSが正常に動作し、かつ300MHz以上のIntelまたは互換CPU
- メモリ:上記のOSが正常に動作し、かつ512MB以上のRAM
- ディスプレイ:65536色以上XGA解像度
対応インターフェース
- IDE、E-IDE、SATA、SCSI、USB、IEEE1394(iLINK)
※ USB は「USB Mass Storage Class 仕様準拠」のデバイスのみに対応しています。
注意事項
- 本ソフトウェアの実行時に、ハードディスクへの電源が供給されていない場合、またはハードディスクとパソコン本体が接続されていない場合は、ハードディスク上のデータを消去することはできません。データ抹消時に対象となるハードディスクが画面リストに表示されていることを必ずご確認ください。
- 本ソフトウェアはソフト的にディスク上のデータを抹消します。したがって、ディスク上のセクタに異常がある場合は、異常セクタのデータは消去することができません。また、物理的にアクセスできなくなっているディスク上のデータも消去することはできません。物理的にアクセスできなくなっているとは、ディスクが水に濡れたり、高温下での保管、燃焼、落雷、落下などの為に部品やディスク自体が受けた何らかの損傷、もしくは電気系統の異常などを原因として、ディスクがBIOSから正常に認識できない状態をいいます。
- 本ソフトウェアで抹消作業を実行した後は、セキュリティレベルの低い方式での抹消であっても、一切のソフト的なデータ復元が不可能となります。抹消作業はお客様自身の責任で、十分注意を払って実行してください。間違って異なるファイルやディスクを抹消してしまった場合でも、その作業や結果に関してAOSデータ株式会社は一切の責任を負いません。
- セキュリティレベルの低い方式で抹消作業を実行した場合、ソフト的な復元はできなくなりますが、残留磁気を高精度で読み取る専門的な機器を使用することでデータを復元できる可能性があります。
- BIOSのアクセス許容範囲を超えた容量のIDEまたはE-IDEのハードディスクのデータは抹消できません。データ抹消の前に画面に表示されるディスク容量を必ずご確認ください。Windowsがハードディスクの容量を正しく認識できていない場合もデータが抹消できませんので、ご注意ください。
- BIOSの設定で省電力設定がonになっている場合、抹消中に画面が省電力モードになったり、ハードディスクが止まったりする場合がありますので、必要に応じて省電力設定をoffにしておいてください。
- 本製品のBIOS版は起動用OSとしてWindows PEを使用しておりますが、Windows PEの仕様により、OSの起動後72時間後に自動的に再起動がかかるという制限があります。Windows PE版プログラムで抹消する際に高い抹消レベルを選択した場合、ディスクの容量によっては抹消が完了できないことがあります。
- NTFSフォーマットのドライブを抹消した場合、Windowsの仕様により、最終セクタ付近のデータが抹消されない場合があります。この場合は、物理ドライブの方を選択して、データを抹消してください。
- HDDリカバリ領域を残しての抹消について、一部機種ではCドライブを抹消すると、HDDからのリカバリ機能が使えなくなります。事前にメーカーにご確認下さい。
- SSDに対してパーティション単位で抹消を行っても、ウェアレベリングにより物理的に異なる場所に抹消書き込みを行う可能性が高いため、SSDのパーティション単位での抹消は推奨しません。また、BIOS版にて抹消レベル4までの方式の場合、ウェアレベリングにより完全に抹消できない場合がありますので、レベル5以上で抹消を行うことを推奨します。UEFI版では、SSDの抹消は、SSD Eraseで抹消することを推奨します。
- 2TBを超えるHDDにおいて、DOS版プログラムでは、2TB以上の領域を抹消することはできません。CDまたはUSBメモリから起動して抹消してください。
- 2TBを超えるHDDを、外付けUSBハードディスクケーブルに接続して抹消する場合、そのUSBハードディスクケーブルが2TB以上のハードディスクに対応している必要があります。
- 本ソフトウェアにおけるUEFI版は株式会社ウルトラエックス製「FlashErase UEFI v.1.0x」を基にして、AOSデータ株式会社が提供するものです。